ずっといっしょに

胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

手術と薬だけが治療じゃない。「願い」を叶え続ける日々が最高の人生

自分達以外の癌患者の方々は何を思い、何を考えて闘病されているのか。

とても気になります。

 

バラエティ「YOUは何しに日本へ」が癌患者のパパさんに密着

 

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

毎週楽しみに視聴していたこの番組。

昨晩のメインの密着取材コーナーが

 

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私達夫婦には大変身につまされる内容の番組です。

私自身は、相方と重ねてしまい胸が締め付けられるような思いがし

 

癌患者本人である相方はこれが、癌という病を得た者の最良の生き方だと感じたそうです。

 周囲の配慮がそのまま、治療につながっている

 

きっとたくさんの薬を準備してもらって日本への旅をされたのでしょう。

  

相方も、現在は自宅療養を続けていますが、様々な薬を持たされています。

常用することはなくても、なにか合ったときのための薬です。

密着取材を受けたパパさんも不測の事態の為の準備をいっぱいして来日してきたと思われます。そんなにしてまで旅行にでかけてきたのは「もう先が長くないから」という収束の為ではなく、希望を叶えることでパパさんの「生き方のスタイル」がサポートされ

それも 癌の治療の1つになるんじゃないかと感じました。

 

まず最初に叶えたいことがあり、その願いを叶えるために治療を受ける。末期癌と宣告されたこの方は、毎年「あと1年」と言われながら7年生活してきたそうです。

相方はその有り様に、癌と一緒に生きるベストな方法を感じたそうです。

「最高の人生」は「最高の治療」と同じように思えました。

 

手術と薬だけじゃない、人が生きようとするためのサポートを考えたい

 

青空に舞うピンクの花弁

癌は100人100色。そして長期にわたってつきあうしかない病です。

もう、本当に一生相手しなきゃならない。自分は最初は克服とか完治とか考えていました。きっとできると思ったのですが、そう簡単な相手ではないことがわかり始めています。それは、癌という病気が多様性を持っていて進化する病だからです。

 

完全勝利できる日もくると信じていますが、そのためだけに生きているわけじゃないのですから。旅をしたい日、重要な仕事に打ち込みたい日もあるでしょう。

もちろん、家族と生活するのもそのうちに入ってるならとても嬉しい。

 

治療はお医者さんがします。

だからケアとサポートは私の役目だと思っています。

相方も同じことを私に対して思っていると感じています。(たぶん)

密着取材を受けたパパさんが病を押しても、息子さんと旅行を楽しみたかったのは自分のためであり、息子さんのためだったのでしょうから。

 

願いを遂行するための治療。これほど効果的なものはないと思います。

パパさんが生きてきた年月がそれを証明していると思います。

再放送があったら絶対見ていただきたい、番組でした。

 

密着取材を受けたパパさん。

あなたの1つでも多くあなたの願いが叶いますように。

見知らぬ日本人は心から祈りを捧げています。

あなたを尊敬します。