手術後4ヶ月の初外食。お店選びのポイントは量とゆとりと食後の時間
手術後4ヶ月、抗癌剤治療中は日々体調が変わります。
散歩行くよーと相方が朝から機嫌よく声かけてくると、大急ぎで外出の支度をします。とてもとても貴重な日になるからです。
お腹に大きな傷があるため筋トレなどは禁止、それに加えて抗がん剤治療のせいで、通常よりも傷の治りは遅いと言われています。歩くことは貴重な運動です。
初の外食、胃がない人の食事ポイントを考えて慎重にお店を選ぶ
【写真は店内ではありません。イメージ画像です】
散歩先でお昼を迎えたので、なにか食べて行こうという運びとなりました。
初めての外食です。イレウス*1、ダンピング*2など心配なことは多いです。家の中でならともかく、外でそれが起きたら本人は大変つらい気持になるでしょう。でも、外食しようという気持になってくれたのは本当に嬉しいことです。だから嫌な思い出は作りたくありませんでした。
相方のスペック
- 胃がない。
- 一回の食事量は一般女性ぐらい
- 食事時間は長めに取らなければならない
お店選びポイント
- 量が少なめ
- ゆっくりと食べられる雰囲気
- 食後も少しの時間は寛いで過ごせる
上記のことを考えると、ガッツリ系のお店はNG。どちらかというと女性向きのお店をチョイスした方がよさそうです。さらに言うならオシャレ度も高め。おしゃれなお店は当然、接客も優雅。ゆったり食事の時間が過ごせます。
さらに気をつけたい点
コース料理のように次々の料理を提供されると、全体の量が把握しずらい。つい勢いよく食べてしまい、途中で具合が悪くなる可能性もあると本人からの申告もありました。おしゃれなお店でもあまり高級すぎてはいけません。ワンプレートなカフェめし風が望ましいようです。
外食大成功、楽しく食事ができたその理由は・・・
散歩しながら悩んで悩んで我々が選んだお店が・・・
ふたりでよく訪れていたお店でした。
やはり行き慣れた場所は安心感があります。美味しいということも知っています。そしてなにより、また来ることが出来たという喜びもとても大きかったです。
ワンプレートのガパオイス。
エスニックでも優しい味わいのモノは多いのです。しかもハーブやスパイスが、お腹の中も気持も暖めてくれます。やはり香りは大切ですね。
こちらのスタッフさんは大半が海外の方です。心使いがとても優しく居心地よく感じます。慣れた場所、好きなお店が一番くつろげるということがわかりました。
こうして、すこしずつ「いつも」を取り戻せていけたらいいなと思うお散歩でした。