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胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

抗がん剤治療2回目で最初の試練。血管痛は静脈ポートで楽になる

ご存知でしょうか、血管痛。

 

担当医の先生によると、起きる人もいるし、起きない人もいる。でも、異変があったらできるだけすぐに申告してほしい!というぐらいの副作用です。

これ、どんどん酷くなります。

 

血管のシンボルイラスト

ちょっとくらい平気。

針を腕に刺してるんだから苦痛はあるでしょ

 

と、我慢しがちなんですが、必ず看護師さんにお伝えいただきたい案件です。

 

主人はかなり我慢強い...というのは、こちらのブログをご覧頂いた方ならわかってもらえると思いますが、その主人も2回目の抗癌剤の点滴で「やっぱ無理かも」と漏らしたほど。

苦痛です。

慣れません。

しかもだんだん痛くなります。

それに、腕の血管が点滴を嫌がる意思を持つかのように...逃げまくり。

何度も刺して探さないとならなくなる。

 

これがまた!辛い!

 

血管痛のことと、その対処法法について外科医で漢方医の今津嘉宏先生が診察のご経験と対応方法について「血管のやけどの予防」のコラムで書いておられます


 

yomidr.yomiuri.co.jp

 

この記事に登場するNさんが主人と重なってたいへん辛く思いました。

こちらの記事にある、血管痛を少し楽にするという方法で
主人も2回目の投与はしのぎました。大変参考になりました。
今津先生ありがとうございます。

この記事は2013年のこと。いまから5年前です。
もう、ここまでの我慢を強いられることはなくなってきています。

 

2度目の点滴を行った後、血管痛の対処には埋め込み型ポートを看護師さんにも勧めていただきました。

埋め込みポートの説明はこちら!

投与方法に関すること:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

 

もう一度入院しないといけないから、嫌かもだけど!でも、私だったら絶対そうするし、家族にもやらせると思うから。考えてみて!

 

と、仰ったのでこれは早急に対処せねばならんというか、

とっととやってもらっちゃうほうがよくないか?

やればやるほど抗癌剤は血管を痛めつける。

ポートを取り付ければ、血流が腕なんかより速いとこへ薬を送れるから血管を守れる。

 

もう我慢なんか散々したので、我ら夫婦、速攻で手術の予約入れちゃいました。

 

血管痛について調べた時に、2017年に書かれた記事でも血管痛に苦しみ、そしてマッサージや暖めることでなんとかしようとされてる方をお見受けしました。

 

もしかしたらあまり普及してないのかな、ポート。

そんなことないよね?

情報を必要とされる方の眼に留まりますよーに。

 

ポートの埋め込んだ後はそれほど目立ちません。

また切ったんだなと思うとワタクシ的にはちょっと悲しい。

でも主人は1つ負担が減ったよと、申しておりました。

大事なのはQOLの充実だと思いました