抗癌剤治療が折り返し地点到達。感覚異常、体重減少もあるけど継続中
全8回の予定で行われている抗癌剤治療、ゼロックス療法が4回目、折り返し地点に到達しました
1週間で夫の体重が一気に4キロ減、でも一喜一憂する必要はない
XEROX療法は経口薬のゼローダと点滴薬のシスプラチンの2剤を併用する抗がん剤治療の略号です。シスプラチンを点滴した後、ゼローダを2週間飲んで、その後1週間休薬期間を設けます。
今まで抗癌剤のシスプラチンを点滴されると食欲減退、喉のしびれや感覚異常が出て、食欲不振になるのですが、シスプラチンが抜けてきて、休薬期に入ると活動量も増え、食欲も戻り、次の投薬の時までには体重も戻ってきます。
でも1週間だから回復もたかがしれていて右肩下がり傾向にあったわけです
主人の身長が180cm。
退院した頃は76kg
今週、4Kg一気に減って70kg。
もともとが90Kg近くあったので、これがダイエットなら大成功と言えるかもしれませんが、病気が原因ですから、喜ぶわけにもいきません。
抗癌剤治療前には血液検査を行い、治療の継続が可能かチェックを行います。もちろん栄養状態等も確認して問題はありません。食欲不振が原因と解っているので、本人は至って気持は楽だと言っていました。
ピンチはチャンス。ものは考え様。もしかしたら「そこそこダサイ人」から「そこそこオシャレさん」に変身できるかもしれません。と、ふたりで話したりします。なんでもいいので楽しいコトをヒトツ見つけ出すと気持にゆとりがでます。それも副作用への対処法かと思います。
感覚異常は少しだけやっかい。でも8日目にはほぼ軽減してしまう。
主治医には「みずたま堂さんは首から上に副作用が出るタイプ」と言われてます。
首から上、つまり感覚異常です。実際にはなにもないのに、腕がしびれる、喉が締まる、目の奥がかき氷を食べた時のような痛みを感じる。もちろん、調べても異常はなく、非常にやっかいなのですが「本人がそう感じるだけ」なのです。
幸いなことに、1回目から今回の4回目の各回とも8日目には症状は消えませんが、氷水を飲んでも問題ないほど症状は軽くなっています。
闘病ブログさんを拝見するんですが、感覚異常のご報告をされてるのは女性が多い印象を受けています。感覚だけだと男性は我慢してブログにもお書きにならないのでしょうか。ご自身の感じたことは大切な感覚なので、むやみに押さえ込んだり我慢をされることがないようにと願うばかりです。
標準治療でありがたいと思う点。データが豊富で対処法が確立していること。
非常にありがたいことに、副作用として起きやすいと言われていた吐き気と手足症候群については起きていません。手足症候群ついては予防を行っていますし、破棄へ似ついては早めに対処を行えば苦しい時間帯も短くて済むそうです。
標準治療のありがたいことは、副作用があってもそれに対してデータがいっぱいあるのでケアやフォローができるってことです。癌はほんとに100人いたら100通り。
データがたくさんある状態は心強いです。
やっと折り返し地点。日々状態が変わりますが、良い日だってあります。
さらに気持をひきしめてサポートしたいと思います。