ずっといっしょに

胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

仲間が伝えてくれた言葉「今日より明日!Life goes on(人生は続く)」

みずたま堂ひなたでございます。

「えりりん」さんよりコメント頂戴いたしました。

両手で差し出すかわいいパートのマスコットの写真

 

 仲間からのエール。ブログをはじめてよかったと思った。

 

関西のおばちゃん62才です。7/26主人が胃癌の手術しました。胃全摘、リンパ、胆嚢、脾臓も取られてしまい、術中出血が止まらず輸血までしてしまいました。最初は肝臓の数値が無茶苦茶高く、黄疸が出てホームドクターへ直行、翌日紹介状握りしめ中堅クラスの病院でありとあらゆる検査続き。念の為にした胃カメラで胃癌発見。目の前真っ暗。8/8に退院できましたが、毎日の食生活が本当に大変です。ひなたさんお薦めのレシピ本買いましたよ。
ひなたさんへ。。。
今日より明日、明日より明後日、少しずつ回復できるように祈ってます。
Life goes on(人生は続く)この言葉をひなたさんとご主人にプレゼントします。 

 

私とこの方は同じなんだと思ったら、泣けてきてしまってどうしょうもありませんでした。この暑い夏、付き添いに病院へ通われたのも大変だっただろうと想像します。毎日本当に大変なことばかりでがむしゃらに進むしかなかったと、自分のことも思い返しました。

私がブログを書き始めた理由。それは誰かと共感がしたかったから。 

 

えりりんさんには、こうして私が買った料理の本と同じモノを手にしていただけました。逢ったこともない方と、経験を通じて共感しあえた。ブログを書いて、自分のコトを伝えてみてよかったと感じました。

たぶん、誰かと共感しあえたら痛みは相当軽減されます。そのことにも気づかせていただけました。私は無意識に誰かと共感し合い、癒されたいと望んでいたのでしょう。同じ本を手にしていただけて、嬉しいです。どんな料理を気に入られたでしょうか。1冊の本が私にはとても特別なものになりました。

 

癌を患い、闘病を続けている方々のことを「癌サバイバー」と呼びます。私はその呼び名を知った時に、とてもぴったりだと想いました。家族も同じサバイバーですね。えりりんさんの文章を読んだ時、そう思えました。

 

今日より明日!Life goes on(人生は続く)

 今日、まだ副作用でしんどくても、明日は明日の分だけそれが抜けていって、お水も美味しく飲めるはず。その次の日には少し長い散歩にでてみようかと思えるはず。抗癌剤の影響で回復が遅いというお腹の傷も、だんだん、だんだん、キレイに治っていくことでしょう。頂戴したメッセージを拝見して「日にちが薬」と思って焦らないようと励まされた気持がしました。

 

「今日より明日」という言葉を、私は誰かに言ってもらいたかった言葉じゃないかと思っています。それほどうれしいことでした。きっと、今も関西のどこかの空のしたで「今日より明日だよ」とえりりんさんが笑ってダンナ様を励ましていらっしゃるんじゃないかと思います。

 

ちょうど同じような頃、夫が癌になっちゃった者同士がブログを通じてメッセージを交換できる。ネットはけっこういいものですね。 

ありがとうございます。