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胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

主治医先生との固い約束「今度は病院内の廊下で会おうね!」

やばい。

購読中のブログ様を拝見していて、相方へのクリスマスプレゼントを用意していないことに気がついた、超うっかり野郎ひなたです。こんにちは。

腫瘍内科先生がくれた言葉

化学療法は、いったん終了!となり、腫瘍内科での検診が本日ラストで、私もついて行きました。

ハートのモチーフ

 

腫瘍内科でお世話になった日々は、ほんとにほんとに感謝しかありません。

相方は治療の一助となるように、毎日毎日、体重や体温、病状を記録した「抗癌剤治療記録ノート」を毎回の診察時に持参していました。

相方は細かいこともすべて記録で残していました。レポートを糊で貼り付けて、細かく書き込んでいるページもあります。彼の闘病の記録です。

今日、腫瘍内科の先生とともに、そのノートをしみじみと見ていた時でした。

「このノート、ずっと大切にします」と相方が言った時、我が主治医は「こんなもん、バーンと捨てちゃっていいですよ!」とおっしゃいました。えー!って。思わず驚く私達に対して先生は重ねておっしゃいました。

「過去なんか捨てちまえ」

主治医のあまりに大胆な言葉に、私達ふたりともひぃえええええ!って(マジで)言って、その驚きっぷりに、3人で大笑いしてしまいましたwww

先生には私もたくさん相談に乗って頂きました。いろんなことをお話しました。

こんな風に言って下さる方が主治医だったから、うちら辛いこともずーっと乗り切れたんだなって改めて思いました。

担当看護師さんからの贈り物

診察の後、抗癌剤治療でお世話になった看護師さんのとこへお伺いしました。抗癌剤治療室のスタッフの皆さんから、かわいいくす玉のプレゼントをちょうだいしました。

相方はかわいい看護師さんに取り囲まれて恥ずかしそうにくす玉を割りました。ふふふ・・・白衣の天使に囲まれて、拍手とか。よかったな、相方よ。妻は見届けておくぞwww

くす玉の中から綺麗に折りたたんだ結び文がでてきました。

看護師の皆さんからのメッセージでした。もう、涙腺決壊でした・・・。

 

腫瘍内科から消化器外科へただいま!

くす玉を大事に抱えたまま、次の診察室へ!

「おかえり~」と消化器外科の先生が迎えて下さいました。

これからはこちらでお世話になります。腫瘍内科での暖かな時間の思い出に浸る間もなく、いままでのデータを眺めつつ、今後のご相談が始まりました。

なんせ、進行速度の速い癌なんで油断できません。年明けたらすぐ検査決定です。

あの10時間越えの「きっつい手術」をご担当頂いた外科医先生からは「2,3年はタイトにいきますよ!」と体育会系のお言葉をちょうだいしました。頼もしいです♪

 

腫瘍内科の皆さんとの約束。これからは廊下で会おうね!

もう、診察室では逢わない。廊下でニコニコ笑って逢いましょうと主治医先生、看護師の皆さんとお約束しました。

うちら、癌の告知から手術、化学療法とけっこうハードな毎日だったけど、自分たちで乗り切ったんじゃないんだよね。ずーっと先生方や看護師さんに護られてました。その心強さを忘れない。病気に対してドシロウトな2人だけど、病気になる前よりも力一杯暮らしていきます。

 

主治医の言うことは守りましょう。

心強さだけ覚えておいて、辛かった「過去なんて捨てちまえ」です。