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胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

【ローズマリー】身体中に届けたい低気圧のモヤモヤも吹き飛ばす香り

朝と寝る前に、手足症候群のケアのために処方されたクリームを

塗り塗りしております。もうすでに日課となってしまいました。

 

私が相方のボディケアに必死になる理由。癌はきっと手当に弱い(はずだ)

 

 癌だと解った時、癌はすでに肝臓にも転移してるようだと言われた時か、正直、ワラにすがる思いで、ただひたすらマッサージをつづけていました。

あの時の私は鬼気迫るもんがあっただろうと思います。ガン細胞の1粒も残さず、完璧消滅、生まれて来たことを後悔させてやるという気持で彼の手足にクリームを塗っていました。幸い、癌の転移は認められずに済んだ時は気合いも少しは役に立てただろうかと涙が止まらなかったことを思い出します。

 

 癌の治療はお医者さんと看護師さん、薬剤師さんにお任せするしかありません。

妻に出せるものったら、気合いと元気しかないじゃないですか。だから、手術を終えてからも、まだ残っているかもしれない彼の中のガン細胞にピンポイントで消滅ビームを送り続けてる訳です。

 

 私がアロマオイルを手にする理由。癌は良い匂いにも弱い(はずだ)

 

人を癒そうと思う時に、自分がギリギリとした想いをしているのは良くないと思います。気持は手から手へ伝染するのです。

「香り」はそんなときに大変な効果を現すと思います。

香りの分子は嗅上皮(鼻の付け根あたり)に伝わり、鼻から口、喉を通り、気管、気管支、肺へ入り膜から血管壁を通って吸収されます。

嗅上皮には嗅覚神経が集中しているので香りの情報はダイレクトに脳にまで届くのです。香りはそのまま「香りを司る」大脳辺縁系へ届き、感情を動かしたり、記憶を呼び戻したりもします。

香りは、脳とリンクしているのです。

  

すっきりした気分になりたい時にはローズマリー。頭スッキリ、心爽やか、強めのいかにもハーブの香りは記憶力をアップさせ、メランコリーも乾かしてくれるイメージです。

 

白い薔薇ガブリエルとエッセンシャルオイルの小瓶

 

ローズマリーはラテン語で「海の雫」という意味のロスマリヌスが語源となっている淡いブルーの花が咲くシソ科の植物です。

レストランのお料理やモコズキッチンで、チキンやおサカナ料理に飾られてるとげとげした棒状の葉っぱです。あれです、あれ。

 

ほんの一滴で空気が変わる、鮮烈な香りです。

もしかしたら好き嫌いが別れるかもしれませんね。

 

香り成分としてはシネオールが主な成分です。森林浴の成分と思ってください。

この香りは脳の海馬、記憶を司る部分を刺激します。 記憶や集中力を高めるため、ブレイントニックとも呼ばれてます。 もちろん、森林浴効果同様に抗酸化力を高め 結果、老化防止にもいい影響を与えそう

 

エッセンシャルオイルって、薬のようにダイレクトに患部を叩くのではなく、体の中のさまざまな部分に働きかけて、サボっていた機能をグングン揺り動かして、その過程でいろんな恩恵をあたえていくように思えます。

体内に爽やかに風を吹かせたり、潤いの雨を もたらすような働きでしょうか。良い香りで呼吸が深くなれば心も晴れやかになるでしょう。

 

高血圧の人はご注意ください!

気分をしゃっきりさせる働きがありますが 同時に高血圧の方は気分が悪くなるかもしれませんので 身体の変化、気分の変化に気をつけてください。

 

ローズマリーの恩恵は、女性ならば美容に、男性でも美容のため!

全身の細胞に行き渡らせてやりたいですね。

 雨の日もモヤモヤとした気分の時でも、健やかに過ごせますように。