季節の変わり目に肌の保湿。看護師さんもオススメの日焼け止めと乳液

６回目の抗癌剤治療が始まりました。あと2回。あと2回です。

今まで悩まされてきたヒステリー球（咽喉頭異常感症）と思われる、喉の異常は今回はあまり症状が現れませんでした。本当に副作用の現れ方は日替わりです。予測がつきません。出た症状に対処する以外ないようです。

洗顔ソープなどスキンケアグッズの写真

今回新しく現れた症状は、額にニキビ状の発疹がでたことです。今まで手足症候群*1を警戒して、処方された保湿クリームを手足には塗っていましたが、顔などは一般的なスキンケアでした。

癌細胞は分裂がとても早いです。夫が受けている抗癌剤は細胞分裂が早いものを狙って作用します。そのため、細胞分裂が早い、健康な細胞にも影響を与えてしまうのです。

通常1ヶ月少しで入れ替わりを行う皮膚の細胞が、抗癌剤の影響を受けてターンオーバーが遅くなり、新しい細胞が生まれにくくなってしまうのが、どうやら原因のようです。

あまりにも酷くなり、痒みもでるようならステロイド剤を処方するとのことでした。しかし、これ以上薬を使いたくないと思うので、ひたすら保湿と肌を清潔に。日常のケアを大事に行うほうがいいと思われます。

原因はアクネ菌などのニキビと同じものではないので、ニキビの薬を使っても効果はないとのこと。スキンケアなら得意分野です。

セラミドAP、スクワラン、アルギニンという強力な保湿成分入り。病院で紹介され、院内のショップで購入して使い始めました。低刺激性保湿ローションとしては安心して使っています。Amazonでも販売していることに気がつき、入手しやすいと思います。

そしてお風呂上がり、洗顔の後は15分以内にケアをすること。美肌を目指す基本です。

乳液状で、わりとしっかりとしたテクスチャです。塗る時は丁寧に少しずつのほうが綺麗です。慌てると白い部分が残ります。SPFが高いのにカサカサになりにくいのが良いところだと思います。

私が使っているフェイスパックです。夫は大変な抵抗をみせましたが、結果は上々。たっぷり潤いができる上に、初回の使用だけで湿疹もおとなしくなりました。医薬品でなくても効果の高いケアができました。ご参考までにご紹介いたします。

地道なスキンケアに勝る者なし！です。

*1:術後の科学療法（抗がん剤）による治療のために手や足の皮膚に生じる副作用。

ずっといっしょに