ずっといっしょに

胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

コトコトと花豆(はなまめ)

節分、過ぎちゃいましたが、豆まきしましたか?

去年の今頃、相方の具合が悪くなりはじめていて・・・。そういえば、恵方巻きも1本食べることができませんでした。

胃がなくなってしまった今年の節分ももちろん1本は無理なので2人で半分こです。

大豆で出来てる炒り豆も歳の数はちょっとハード。だから花豆、炊いてみました

 

マメ、好きですん。

食べるのも好きなんですけど、コトコトと煮込むことも好きです。

干されてちっこくなってるマメが、手足を伸ばすように茹でると伸び伸びと大きくなっていく変化を見るのがとても好きです。

本日、ちょっと立春だから華やかに花豆を炊いてみました。

は~い、簡単なので作り方、聞いてって、聞いてって♪

わたし、子供いないから、こういうおうちご飯のレシピ、誰にも伝えられないんだよね。だから、時々はブログに残しておけば、誰か覚えてくれてたらいいな。という下心とともに、レッツ茹で茹で。

《材料》

花豆(食べたいだけ)

黒糖(他、お好みで蜂蜜とかキビ糖とか混ぜても良いかと。)

マメの半量から甘いの好きなら80%くらいまで増やしても大丈夫と思われ。

塩もひとつまみ

メモ

花豆は皮が固いので大きさを揃えておくと綺麗に茹でられます。

 《手順》

1.マメをお水に浸して、とりあえず一晩放置。

様子をマメの皮がふっくらするまで放置時間を増やします。

私は新マメを使いましたが、今回24時間放置いたしました。これはマメの乾燥状況によって都度違うのでマメの顔色をよく見てあげて下さい。

花豆

浸水するとだんだんふっくらしていきます

2.まず1回茹でこぼします。

 鍋に入れてお水からマメを茹でます。沸騰してから10分ほど茹でで、ゆで汁ゴト捨てます。

3.2回目、茹でます。

また鍋にマメを移し、水を入れて茹でます。灰汁がでたら取り除きながら20分程度茹でます。灰汁がたくさん出るのなら、もう一度水を取り替えて茹でます。

ですが、この時点で少しずつマメが柔らかくなってきてるので、火を止めて少し冷ましてから、そーっと茹で汁を捨てて水を取り替えて3回目茹でましょう。

4.3回目、茹でます。

2回目同様に20分程度、灰汁が出たら取り除きながらコトコト茹でます。合計で50分は茹でていますね。そろそろマメも柔らかくなってきている頃合いです。一応、固さを確かめてくださいね。指で潰れたらオッケーです。皮はそろそろ傷つき安いので、移すときは優しく優しくお願いします。

5.別の鍋に黒糖と水を入れます。

3回目の茹でこぼしが完了したら、いよいよ味付けです。別の鍋に黒糖(その他砂糖類)を放り込み、塩をひとつまみ、さらにマメをそっといれて火にかけてコトコト煮ます。水加減は常にマメがヒタヒタに浸るようにしてくださいまし。

勢いよく煮ないように、静かに優しく20分程度。

6.火を止めて完全に冷めてしまうまで蓋をして放置

煮物は冷めるときに味を吸い込むのでございます。そーっとしておくと味が染みていきます。

花豆の煮豆

できあがり

照り照り。ふっくら。おいしいですよ♪

柔らかく煮たマメならば、胃がなくてもおいしく食べてもらえます♪特に花豆はおやつ感覚で、まさにスィーツのような感じでお茶請けにバチシです。

是非とも食べて欲しい食材です♪