ずっといっしょに

胃癌サバイバーの旦那様をサポートするブログ

《ショウガを》おいしくて便利なジンジャージャムの作り方《褒める》

まだまだ続く、末端神経の異常

相方、抗癌剤治療が終わってようやく1ヶ月になりますが、末端神経の異常に悩まされています。やっぱり冷えが大敵のようです。

一番いいのは身体を動かすことなのですが、外出はやはりお昼ちかくなって世の中が暖かくなってきてからじゃないと相方の身体にはキツイ様子。結構、天気に支配されておりまする。先日もちょっとお散歩に出たのですが

「ごめん!俺、今日だめだ!」と、突然言いだし、触ってみると指先は氷のようで、足の指も同様で、強い痺れが出てきてしまったそうです。

こんなことは初めてだったので、2人ともびっくりしてしまいました。癌サバイバーの初めての冬。なかなか厳しい季節になってしまいました。

ほんとに、抗癌剤が冬本番前に終わったことに感謝感謝です。もしも冬に開始していたらどうなっていたことやら(涙)

病気は季節を選びません。すべての巡り合わせに感謝です。

家に帰ってさっそくショウガジャムをたっぷり入れたミルクティを飲んでもらいました。身体を温めるにはショウガが一番。そしてショウガを手軽に使うにはショウガジャムが便利なんですよ、奥さん!

白いカップで2人分のミルクティ

ジンジャージャムでホットチャイなどいかが?

寒さの特効薬・ジンジャージャム

ひなた、ジャムを作るの好きなので年間いろんなジャムを作っています。冬に一番重宝しているのが、ごく普通の「ひねショウガ」で作るショウガジャム。格好つけてジンジャージャム言うてますけどな、ショウガですよ、薬味のショウガ、生姜焼きのショウガです。

材料

  1. ショウガ 
  2. 蜂蜜   
  3. きび糖
  4. お好みでレモン汁、オレンジの皮なども仕上げに加えて風味付け

分量、そのほかご注意

  • ショウガは使いたいだけご用意下さい。とりあえず作りたいなら100gもあれば十分かと思います。
  • 新ショウガもいいけど、水分が多い分、煮詰めるのに時間かかると思います。
  • 甘味類はトータルしてショウガの50%です。蜂蜜は絶対必要ですが、きび糖はなくてもいいですし、割合もお好みでいいかと思います。
  • 私の好みですが蜂蜜40%、きび糖10%だとコクのあるジャムになります。きび糖の代わりに上白糖を使うとトロリとした甘さ、グラニュー糖ならサラッとした甘さになります。
  • 砂糖の量はお好みで増やして下さい。長期保存が必要な場合は多い方がいいです
  • 私が作っているのは冷蔵庫保存を考えているので、その分砂糖も少なめで甘さもマイルド、でもショウガの風味はガツンときます。

 作り方

しょうが

八百屋さんでドカッと安く売ってる時がチャンス

1.ショウガをすりおろす、もしくはフードマッシャーで細かく粉砕。どちらでもかまいません。とにかく細かく細かく!細かくすればよいのです、擦れ!擦りまくれ!

すりおろしたショウガ

お鍋にいれます

2.お鍋に移します。すりおろした時に水分もでたらそれも一緒に移して下さい。

擦りショウガと砂糖

蜂蜜、砂糖類を投入

3.今回は蜂蜜が残り少なかったので上白糖、きび糖の3種を混ぜてしまいました。

4.やや弱火で砂糖類を溶かしていきます。お鍋につきっきりで焦がさないようにして下さい。しずかに煮詰めて好みの固さになればできあがりです。

5.ガラス瓶はちゃんと煮沸消毒しましょう♪

しょうがジャム

完成したら瓶に詰めましょう

ショウガジャムの使い道

 

  • ヨーグルト、トースト、ミルクティなどに加えて手軽にホカホカ
  • 炭酸水に加えれば手作りジンジャエール
  • スパイスと合わせてマサラチャイを作ると気分は南インド
  • お菓子やパンを作る時、練り込んで焼くと良い香りのティタイム
  • 煮魚や煮物、生姜焼きのソースや焼き肉ソースなど。お惣菜作りにも是非!

ショウガジャムと思わなければ、使い方は広がります(あれ?)もう、いっそのこと「甘みもついたショウガの保存食」と考えて下さい(ジャムどこいった)

 

生のショウガと加熱ショウガの違い

生のショウガに含まれている成分はジンゲロール。これは血流をよくするんですが、身体を冷やしちゃう効果があるのです夏に素麺や冷や奴の薬味に使いますよね。

あれで、血流もあげつつ身体の火照りを冷ましてしまうのです。血流が上がると身体の巡りもよくなってデトックスにもなります。

ショウガを加熱(100℃以下で是非)したらショウガオールという辛みの強い成分が生まれます。これは身体の中から熱を作り出します。ポカポカ成分です。

なので、冬はできたら熱を加えたショウガで身体を温めていただけたらと思います。

夏冬で使い分けできてショウガってなんて良い奴なんでしょ。

ショウガのアロマオイル(エッセンシャルオイル)もあります

一応、アロマセラピーなんぞたしなんでいますので、精油についてもご紹介します。ショウガのエッセンシャルオイルもあるんですよ。私は他のエッセンシャルオイルと混ぜてお部屋の芳香やバスオイルによく使います。暖かみのある香りと殺菌作用もあるので、心も体にも優しく働きかけてくれるオイルの一つです。オレンジなど柑橘系と混ぜるととても良い香りです。冬休みの香りだなーって思います。

《ショウガのアロマオイルの使い方》

  • 身体を温める作用が強いので重曹や塩と混ぜてバスソルトに
  • キャリアオイルで薄めて相方の足の裏に塗って冷え防止
  • 室内芳香してリラックス
  • 香りは吐き気止めにも使える
  • 駆風作用(お腹のガスだまりを抜く作用)でおなかすっきり

ショウガオイルはアロマのオイルとしては馴染みが少ないかもしれませんが、頼もしいオイルです。ただ、お肌の弱い方は十分に注意して少量から試して下さいね。

(製造会社によっては肌に触れることを禁じているモノもあります。メーカーの取説をよくご確認くださいませ)

年中使いたいショウガ!

ショウガは冬の冷え防止だけじゃなくて、夏の冷房病だって助けてくれます。手軽で食べやすい、使いやすいショウガジャム、ぜひぜひ常備することをオススメいたします。